

「蹄鉄は昔から幸運の象徴とされ、お守りとしても使われてきました。なぜなら、馬は人間の生活を豊かにし、移動や物資の運搬を助ける重要な存在だったからです。蹄鉄は馬の力強さと耐久性を象徴し、その形状が天を向いていることから、幸運を"収める"象徴ともされます。だからこそ、蹄鉄を持つことは幸運を自身に引き寄せるとされてきました。」
「蹄鉄には向きによって異なる意味があります。上向きに置かれた蹄鉄(Uの字型)は、「幸運を収めるカップ」と考えられ、幸運を集めて保持する象徴とされています。一方で、「下向き(nの字型)に置かれた蹄鉄は、しばしば「幸運が四方八方に広がる」と解釈されます。この方向への配置は、持ち主自身だけでなく、その周囲の人々にも幸運を振りまくことを象徴しています。一部の伝説では、蹄鉄を下向きに掛けることで邪悪な霊を追い払い、家を守るとも言われています。また、それは慈悲深さや共有の精神を表現する方法とも解釈され、幸運や良い運気を広く分け与える意図を持つ人々によって選ばれます。」
「幸運を呼ぶホースシューでは、蓼科乗馬ファームと蓼科ポニー牧場の二つの牧場で愛されてきた馬たちが歩んできた足跡、それこそが私たちの取り扱う蹄鉄の源です。これらの蹄鉄は、馬たちが力強く蓼科の美しい自然を駆け巡った証となります。幸運を呼ぶホースシューはこの蹄鉄を手作業で丁寧に加工し、新たな価値を生み出します。この蹄鉄が、あなたの日常に小さなアクセントとして、または幸運の象徴として加わり、特別な存在となることでしょう。それぞれが持つ独自の形、その馬たちの存在感を感じてみてください。」
当店の蹄鉄について


蹄鉄の磨き方について

幸運を呼ぶホースシューでは、2017年から1000個近く蹄鉄を磨いてきた経験を経て独自の方法で、サビだらけの蹄鉄を新品のような輝きにする方法を確立してきました。この一連のプロセスは三つの主要な工程で構成されています。
まず最初に、蹄鉄を400度ほどまで温度を上げた高温のオーブンで長時間焼きます。これにより、頑固なサビやこびりついた土を取り除くのが容易になります。
次に、蹄鉄を酸に2から3日間漬け置きます。この工程は、酸がサビを剥がし、金属本来の素材を引き立てるためのものです。
最後に、ワイヤーブラシを使って蹄鉄を丁寧に磨き上げ、金属本来が持つ美しい光沢を引き立てます。
この一連の工程を経て、当店は古びた蹄鉄を光輝く商品に生まれ変わらせます。これが、当店独自の蹄鉄磨きのプロセスです。